パストラーレ

夢の世に かつ微睡みて 夢をまた 語る夢も それがまにまに

Happily ever after-STORYの大好きなところを延々綴る

前回、STORYオーラス直後に湿度の高い文章を上げた。

 

turtletalk.hatenadiary.jp

 

結果として、STORY本編の好きだったところにほぼ触れられなかったため、今回はひたすらSTORYの好きだったところについて書いていこうと思う。イエス、自己満。とっても長い。

 

※照明や演出が大好きですが専門知識はないです。

※だいたいガイシの話ですが、たまに横アリ初日が混ざります。

※「ここはこうだったんだろうな~」くらいは考えますが、亡霊ではないです。

※全曲書いたらとんでもないことになりそうなので一部割愛してます。

 

オープニング

絵本のようなタッチのアニメーションとともに流れる"There were four men."のナレーション。英語のナレーションはTシャツに書かれたもの、日本語字幕はパンフレットに書かれたものと同じだった。各所で本人たちが触れているが、2019年末に増田さんから「グッズのTシャツにこんなメッセージを入れたい」という依頼を受けた加藤さんが、その増田さんの話を展開して書いたものがこのナレーションだ。「これはコンサートの演出にも使える」となり、生み出されたのがこのオープニングである。*1

何度も書いているが、私はNEWSのコンサートを作品として好んでいるし、その作品を作り出す人たちの熱量も含めて愛しているので、昨年6月頃は「完璧な形のSTORYはもう見られないのかもしれない」ということに深く悲しんでいた。コンサートでオープニングを見て、その悲しみが一瞬で吹き飛んだ。「これは私の見たかったSTORYだ」と、このオープニングで確信した。本来の形に限りなく近いものをと、この形で届けてくれた3人には感謝しかない。初日は泣くと思っていたのに、嬉しさが爆発してまったく泣かなかった。びっくり。

4人の男の衣装や手に持つ物は、4年前のNEVERLANDのオープニングで登場した4人の姿を想起させるものだった。彼らとは汽車に乗り、宇宙に旅をし、仮想空間でドラゴンに出会った。長い間NEWSに会えず、未知のウイルスに止められたような時が動き出した気がした。

STORY

降りてきた幕に映し出される映像と流れるSTORYの音楽、舞浜のキャッスルショーか?好きでしかなかった。

NEVERLANDの汽車の演出を初めて見た時、私はひどく感動したと同時に、「もうこれを超える感動はないのではないか」と少し怖くなった。しかし、翌年のEPCOTIAでの上からの登場に「?!??!」と度肝を抜かれ、WORLDISTAではI・ZA・NA・I・ZU・KIの水、さくらガールの大きな桜やFIGHTERS.COMのドラゴンなど様々な演出に心奪われた。

NEVERLANDの時に「もうこれ以上はないのでは」と思ったのは杞憂でしかなかった。NEWSはそれと同等、あるいはそれ以上の景色を毎回見せてくれた。もう今では「次はどんな景色が見られるだろう?」と、楽しみな気持ちしかない。

どんな登場なのだろう、とわくわくしていた。なんと、まさかの客席を通ってセンターステージに集まる演出。完全にその発想はなかった。他の出はけでも使うだろうから特に意味はないのだろうけれど、センターステージに登る時に3人が使った階段、使われなかったのも含めて4つあるんだなって思った。それぞれが別の扉から登場し、歩いてセンターステージに向かうという構図は、それぞれが別の旅をして集まってきたようにも見えた。

あのキラキラの電飾を他のアーティストの方のコンサートで見た時に、「NEWSが使うところ見てみたいな」と思ったことがあった。なので、STORYで使われているのを見た時にテンションが上がったのだけれど、その時想像していたよりも遥かに緻密な動きで作りこまれていて、「これだからNEWSのコンサートが好きなんだよ~!!!!!!」と思った。ちなみに色々なコンサート等に足を運んでいる増田さんいわく、こんなセットは見たことがないというものを作りたくて出来たものがSTORYのセットらしい。*2実際、本当に見たことがなかった。天才。

花道の方の電飾は文字が出ていることもあって、STORYの時は2番の「2003」「2020」に合わせてその数字が出ていた。そんな使い方も出来るんだ…すごい…。きっと見落としているところにも色んな仕掛けがあったんだろうな…。

最後に3人のもとにメンバーカラーの光が下りてくる感じも好きだった。

スーパースター

前奏で1人ずつ照明に照らされた時に、会場の壁にうつる影がかっこよくて好きだった。増田さんの影がたまらなくかっこよくて大好きです!!!ガイシはまるっこいのでプラネタリウムみたいな感じですごく綺麗に見えたけれど、会場によっては影が綺麗に見えなかったのかもしれない。

サビはユニゾンになっていたのだけれど、NEWS3人のユニゾンは夜明けというか、世界がどんどん明るく暖かくなる感じがして好きだなと思った。Endless Summerのサビのユニゾンでも同じことを思った気がする。

ラップの「この荒野にもくれよ答えを」でカメラに抜かれる増田さんで死んだ。もっとやって。

トップガン

サビの「ダンダダダンダン」の最後にぴょんって飛んで足揃える加藤シゲアキさんに気づいてしまって以降、シゲちゃんが可愛くて仕方なかった。あれ前からでしたか?!めっちゃ可愛かったんですけど!!!

個人的にこの時の加藤さんのズボンの形というのか、足首というのか、あの辺りの形が可愛くてツボだった。伝わって。(語彙力)

1番Aメロ「いま君を見据えてる僕と願う」の時に、手を銃の形にして投げちゅーしてくる小山さんのあざとさに心を射抜かれて以来、頭がぼーっとして上手く回りません。助けてください。一生手のひらの上で転がされたい。

SEVEN

ジュニアの衣装が天才的に可愛い。

横アリで「やっと会えたね」って笑った小山くんの顔、一生忘れないと思う。

コロナ禍になって以降、私にとって初めてのコンサートが横アリのNEWSだった。NEWSのコンサートはC&Rどころか、楽曲内にファンのパートまであるので、「声出さないのってどんな感じなんだろう…」と思っていた。ただ、通常であればC&Rをするであろうところはモニターにペンライトのイラストが表示されていて、「声出せない分、ペンライト振って!」とNEWSも盛り上げてくれて、すっごく楽しかった。NEWSのコンサート本当好き。好きっていう気持ちを込めて腕振ってたら、翌朝「テニスでもしたんか?」ってくらい筋肉痛だった。

最後にクローバーを作るところで毎回ふざける増田さんと誘導する小山さん(ママなの?保育園の先生なの?)、そして形状記憶で笑う加藤さん。ありがとう、いいNEWSです。

Perfect Lover

何もかもがずっと天才。小山さんのフェイスライン大好き芸人なのでずっと気が狂ってたし、一緒に入ってないオタクから「絶対慶ちゃんのこの角度好きなんだろうなって思った」などと言われる始末。バレてた。

増田さんの表情も踊りの感じもすごく好きだった。目が足りない。各メンバーに1セットずつと全体見る用の1セットで、少なくとも4セットは目が欲しい。NEWSの最高具合に対して人類の進化が明らかに追いついていない。悔しい。

U R not alone

いつもは全力で歌うけれど、声出せないのでめちゃくちゃ腕振った。そんなオタクたちの心の声を聴いているかのような3人の姿が大好きだった。

2番で場所移動するときに発生するシゲマス、コヤマスの絡みが可愛くて好き。加藤さんを追いかける増田さん、増田さんを呼ぶ小山さん。

Cメロ入る前までで全力を出し切ったかのような膝をついた体勢になって、オタクたちのペンライトの動きや表情を見ている増田さんが大好きだった。そこから入る「あの日つまづいて しゃがみこんでしまうほどの痛みさえ」の説得力よ…。増田さんが歌うと、厚い雲から土砂降りの雨が降っていたのに、その雲間から太陽の光が差し込んできて晴れていくような感覚になる。増田さんが歌う「生きろ」の落ちサビもだけれど、増田さんの歌声は薄暗いものが暖色の光で包まれていくイメージがある。私が勝手に増田さんに「救済」のようなイメージを見出しているからかもしれない。

スタンバイの時に流れる月の映像と夜道で聞こえてくるようなBGMから天才だった。知ってたけど、「増田さん歌うま…」って50000回くらい思った。

ただ音を外さないとかいう「上手い」ではなくて、増田さんは言葉を大切に歌っていて、聞き手に届けようとしているから素敵だなと思う。それ感じるのがフレーズの最後の音の置き方、切り方。恋知らとかリボンとかでも思ったのだけれど、最後の最後の言葉まで丁寧ですごく好き。照明の感じも相まって、すごく優しい空間だったな。

Narrative

加藤さんによる「書くこと」をテーマにしたソロ曲。

加藤さんは「書くことは苦しいけれど、書くなと言われることの方が苦しくなっている。どこへ行っても『これは物語になる』という脳になっている。物語を作ることがやめられなくなっている」と話していた。*3

それを体現したかのようなソロ曲だったように思う。サビの左手でペンを持って文字を書くような振りは、「書くことをやめられない」ように見えたし、まるで物語に取り付かれたようだった。(褒めてます)

物語に取り付かれ、最後に加藤さんが落ちていくのを見た時、私の脳裏によぎったのは身投げした太宰治だった。短絡的すぎるかなぁ、なんて思いつつ。

チャンカパーナ

2番をにゅすばの7人が歌うというびっくり演出。新藤くんを勝手に推しているので、新藤くんが歌った瞬間にめちゃくちゃ喜んだ。(?)

「うやうやしく服を脱ぎ」で、思いっきり服まくり上げてた小山さんが大好きでした。狙ってやってるの分かってるけど、ちょろオタなのですぐ釣られる。ちなみにオーラスで、そんな小山さんを見た私のブロックの皆様が「?!」とざわついていて面白かった。

最後の横並びになるところ、いつも森永くんのこと見つめてる小山くんを私はにこにこ見つめていた。森永くん可愛いもんね、分かる。

最後の「チャンカパーナロングトーン伸ばし芸、気に入っちゃうコヤマスがとっても好き。

名古屋日曜昼だったと思うのだけれど、「ジュニア歌っちゃってんのよ」のコーナーで「うやうやしく服を脱ぎ」に合わせてズボンまで脱ぎ始める野澤くんと増田くん、面白すぎて笑い死ぬかと思った。あと毎回西村くんは面白い。

オーラスではるはるの卒業発表で涙目になっちゃったし、それ聞いてめちゃくちゃ泣いちゃう森永くんにもらい泣きしかけてしまった。にゅすばはいいぞ。

君の言葉に笑みを

くるくる回るステージにくっついて座って歌うNEWSが好きなの、絶対本人たちにバレてる。小山さんパートでニコニコしながらカメラ探しながら入り込む増田さん可愛かったし、加藤さんパートでニコニコでカメラに入り込もうとするコヤマスも可愛かった。

2番の「見つけた流れ星」で客席に流れ星流れる演出、可愛くてロマンチックで素敵。

曲終わりに増田さんがアドリブ(?)で夢を話すところ、名古屋土曜のMCで「大喜利?」「こんな夢は嫌だ?」「配信はちゃんと考えてきてよ!」などと話していたのに、オーラスに「シゲとこやまとずっと一緒に歌っていたい」と話す増田さんで卒倒した。NEWSしか勝たん。

STAY WITH ME

揃いも揃って衣装が天才。増田さんの蝶ネクタイ可愛いし加藤さんトレンチコート似合いすぎ問題だし小山くんは足首ガン見しちゃった。

なんといっても小山くんの「割と僕はなんでもこなせる器用なはずなんだけどさ 君の前じゃきっと不器用な奴だね」が好きすぎて目眩した…小山くんのファルセット…とてつもなく好きです…もっとやって…天才…ここ歌ってくれてありがとうすぎ…。

何度でも

大画面に流れる映像、名古屋の民には増田さんが東京ドームなことしか分からなかったので、コヤシゲどこか分かる人いたら教えてください。(他力本願)途中で映ったカバンにNEVERLANDの鍵とカイ・コタ・ボンセンのキーホルダー付いてるのは見つけたのだけど、WORLDISTAやSTORYのアイテムもあったのだろうか…気になる。

サビの指のカウントが手話だなぁ、なんて思って見てた。

STAY ALIVE

供給過多で殺されるかと思った。

情緒がとち狂っている。落ち着いてください。

大きめ白シャツでサングラスかけてきた時点で頭抱えたのに、サビで猫みたいな可愛い振りし始めて窒息するかと思った。「けいにゃんダンス」?自分から発案したの?は?天才なんですが。*4

白シャツ破ってるのもだし、途中でボタン外すのもだし、サングラス外してカメラに投げチューするのもだし、声出せないの苦行すぎん?声出す代わりにペンライト振ってるもんだから、本当に叩き割るところだった。助けてほしい。全部狙ってやってるの分かってるのにホイホイ釣られるから、もうオタクのこと一生手のひらの上で転がしてほしい。あざとくて最高です。

映像

犬と猫の結婚式の話。初見で「結婚式→ここでプロポーズだったんだろうな」って思った。ここでWhite Love Storyとかも一緒にセトリ落ちしてたらショック死するところだったけれど、名古屋のMCによるとソロ曲1個なくなっただけとのことなので死は免れた。ピンクに明滅するケーキを模した電飾、綺麗だったな。ここは前の文章で色々書いたのでこの辺で。

鳥が持ってきた地図の欠片をはめようとした時に降ってきた雨に合わせて光る電飾、天才。ここからずっと天才の時間。

Dragonism

サングラスの増田さん、ビジュアルだけでも強いのに、踊り方とか動きが好きすぎた。サビで下から照明当たる時に、幕に影がうつる感じが好きだったし、何といってもドラゴンが飛んだ軌跡に合わせて黄色に光る電飾。天才。最後にドラゴンが吹いた火に合わせて赤く光る電飾。天才オブ天才。(語彙力)

なんかもう全人類見てほしい。NEWSのコンサート天才。

夜よ踊れ

前奏で「ここでこれ歌うの~~~~~?!??!?!」って引っくり返るかと思った。「愛に浸る者たちには窮屈すぎる摩天楼さ だるいジャズの繰り返しで踊るBlue Monday」←天才。小山くんのファルセットが本当に好きなんだなって思った。好き。

増田さんがジュニアと一緒に色々踊っているのも好きで、本当に目が足りなかった。夜よ踊れ、いつも足りてない。サビの「秘密は守りません」で舌ペロしてた激ヤバ増田さんを名古屋で見た気がするのだけれど、ヤバすぎてしばらく記憶失った。

増田さんの「微笑みのマリアに果てしない焦燥 聖母なんかいやしない」がそもそも天才なんだけど、花道上の電飾が歌詞に合わせて「MARIA」とか光ってたのすごかった。全部見切れなかったのだけれど、歌詞中の英単語を拾って光っていたような気がする…多分。目が足りていないので違ったらごめん。英単語といえば、「Aim at the beast!」のビーストに合わせて加藤さんがビーストしてるの可愛かった。

FIGHTERS.COM

前奏で引っくり返るかと思ったその2。NEWSほんと天才なんよ…。

シンメ大好きオタクなので、コヤシゲの背中合わせはWORLDISTAの時から防振でガン見してたし、今回もガン見した。シンメ、最高です。

こういうハードめな曲で笑み浮かべるような人に狂気を感じるし、それが結構好きなのだけれど、1番~2番の間奏で笑み浮かべてた小山くん好きすぎてぶっ倒れるかと思った。でも、小山くんの場合は単なる狂気じゃなくて、ジュニアの子たちと目合わせて笑ってるんだよね。体力的にキツそうなところで先輩が目合わせて笑いかけてくれたら、私だったら嬉しいし頑張れちゃうな~と思った。私がジュニアだったら慶の兄貴軍団に絶対入ってた。好き。

あと「もう何も聞こえない心臓はやかましい」で防振覗いて小山さんの腹チラ見てたオタク、絶対私だけじゃない。小山さんの腹チラ見てたオタクはみんな友達。

FIGHTERS. COMに関しては、もう加藤さんの高音に「?!」と驚きっぱなしだった。「その音出るの?!すごくない?!」とずっとなってた。本当にすごかった。かっこいい。

エス

この流れでくるエス、トドメさしにきていて最高。FIGHTERS. COM同様、ジュニアの子と笑い合ってる小山くんが好きだった…めろ…。あと最初の「本気ならもう感じてるはず 想像力も及ばぬMovement」歌ってた小山くんが最高に好きだったし、この時に増田さんと目合わせて楽しそうに掛け合いしてるのが良質なコヤマスすぎた。

なんといっても「世界はHe or She お伽話 なんもかんも繰り返し」で箱に座ってる時の小山くんの治安の悪さ、天才でした。

あと増田さんラップ終わりのカウントに合わせてスポットライトみたいに照明が順番についていくところ(伝われ)、好きすぎたので円盤に入れてほしい。

なんかもう本当にこの辺は目が足りてないので、人類の今後の進化に期待。

4+FAN

歌ってくれるのが嬉しかった歌。前奏でじんわり胸が熱くなった。小山さんがシゲマスと一緒に自撮りしていた写真、全公演分売ってください!!!!!

「やっぱ僕らファンタスティック!」と叫ぶ加藤シゲアキさん、いつ見ても、いつまで経っても大好きなので、これからもずっと高らかに叫んでほしい。

クローバー

横アリ初日、ボロボロ泣いてしまってこの歌を増田さんが歌えなかった時。いつもならファンが名前を呼んだり歌ったりするであろう場面だったように思うのだが、コロナ禍故にそのいずれも出来なかった。その時に自然発生的に手拍子が起こったのが今でも印象的で、「これだからNEWSのファンって最高なんだよな」と思った。

あの時の増田さんを微笑んで見守るコヤシゲの表情も、言葉にはしないけれどあまりにも優しくて愛だった。彼らがこちら側に見せないと判断したものを推測で話すのは野暮だし違うとは思うけれど、あの時のあの表情は、3人にしか分からない何かがあったと思う。

そんな増田さんも、名古屋公演では自分のパートを歌い切った後に笑顔で力強く頷いてみせた。優しくて強くて大好きだと思った。

この歌にはアルバム発売当初から色々なタイミングで助けられた。

加藤さんの「どんな夜だって越えられるから」「希望を手放さないで 絶望に手を出さないで 僕らの手を握っていて そのぬくもりを忘れないで 約束しよう」の歌詞に大泣きした夜があった。本当に未来どころか明日のこともよく分からなくなっていた時にこの歌を聴いて、加藤さんの言葉で「生きなきゃ」と思った。 

この1年で一番感じたのが、小山さんの温かさだった。去年の6月、自分だけ時を止められた感覚だった。どうしたらいいのか分からなかったけれど、「まだここにいたい、NEWSと一緒にいたい」と思ったことは今でも覚えている。「私なんかがここにいてもいいのかな」なんて何度も立ち止まりかけて「置いて行かないで」って思った。でも、そんな時にいつも「大丈夫だよ、分かってるよ」って振り返って待っていてくれる気がした。立ち止まりそうになる自分が嫌になることもあったけれど、それすらも肯定して包んでくれる気がした。どれだけ救われたか分からない。そんな温かさが詰まったような小山さんのパートが大好き。

ずっとこれからもNEWSが私の居場所。

NEVERLAND~EPCOTIA~WORLDISTA~STORY

旅する三角形の衣装。3人のためだけに作られた衣装を纏う3人は、立っているだけでもかっこよかった。

花道上の電飾にNEVERLANDで汽車が走っていたり、EPCOTIAで星が流れるようなワープするような光り方をしていたり、WORLDISTAでドラゴンが飛んでいたり、最後に「WORLDISTA」の文字が光っていたりしていて、本当にあの電飾の使い方の多様さに感動を覚えた。あと電飾じゃないけれど、WORLDISTAの子どもたちの声に合わせて、会場の後ろの方に「LOVE」などの文字が投影されていたのも好きだった。

小山さんのフェイスライン大好き芸人なので、いつもEPCOTIAの最後の顔の角度が天才すぎて頭抱えていたし、WORLDISTAの手叩いてる時の顔の角度も天才すぎて悶えてた。で、極めつけが↓これ。

ずるすぎ。

最後のSTORYを内向きでメンバーの姿が見える状態で歌うのがNEWSらしいなと思ったのだけれど、何よりもあの時の気迫が凄まじくて、人生とかそういうもの全てNEWSにかけて魂削っているような気がして圧倒された。ステージの上で戦う人が好きだと私は何度も言っているのだけれど、このSTORYはまさにそれだと思う。

NEW STORY

何度夢に敗れ 夢にはぐれここまで来ただろう

生きていく 一度きりの物語を

他人に言えないこと 言わないこと胸にあるだろう

生きていく すべて抱え 進んでいく 自分のSTORY 

ファンタジー性の強い4部作の最後を締めるのが、圧倒的に現実に近いこの楽曲だった。最後にこの歌を持ってきたことで、「日常生活に戻ったら辛いことや悲しいことがたくさんあるけれど、そんな時はいつでもNEWSと旅した4部作を思い出して、ここには居場所があるから」と、現実を頑張る背中を押してもらえるような気がした。ある種の餞のようなものに思えた。

オーラスの挨拶等

この後にサプライズがあるって分かってるのに、加藤さんの「こういう形になったNEWSに不安があったかもしれませんが、NEWS最高っしょ?NEWSまだまだ行けるっしょ?STORY来てよかったっしょ?NEWS伸びしろしかないっしょ?NEWSまだまだかっこいいっしょ?」で意味わからないくらい泣いた。私が思ってたこと全部バレてたのかと思った。

オーラスは席の位置的にほぼ小山さんしか見えなかったのだけれど、真っすぐに自分の喉のことだとか、言葉を紡ぐ小山さんが印象的だった。

サプライズが始まった時、暗転して映像に気づいた瞬間から顔を手で覆って泣いていた小山さんの姿が焼き付いて離れなくて。本当に話さなかった期間、辛いこともあっただろうなと思ったらこっちまで泣けてきてしまって。増田さんと加藤さんが隣にいてくれて本当によかったし、言葉として合っているか分からないけれど、「話してくれてありがとう」って思ったし、話してくれて嬉しかった。小山くん好き。(唐突に好きを伝えるオタク)

あとは最後に「俺たちの名前は?」って聞くところ。BGMとかも全部消えて、完全な無音になるのが本当に好きだった。NEWS以外のコンサートで、発声禁止と言われているにも関わらず声を出していた人を見たことがあったからかもしれないけれど、完全な無音にしても誰も声を出さずに心で名前を呼んでくれるとNEWSに信頼されている気がした。また、その無音を作り出す側であるファンも、そのNEWSの信頼に応えようとしている感じがして、愛に溢れた静寂だった。

その他諸々

去年の今頃、もうこれ以上泣くことなんて人生でそうそうないと思っていた。ところが、STORYオーラスからしばらく涙が止まらなくて、おそらくあの時と同等かそれ以上に泣いた。

なんでこんなに泣いてるんだろうなぁと思いながら泣いてた。笑

今回のSTORYの横アリ初日、”自担として”小山くんのうちわを持ったのが初めてだった。当日コンサート始まるまで、「私なんかがうちわ持っていいのか?」とずっと考えていた。

色んなところで書いているけれど、前の人の時は本当に自分で自分の首を絞めるような歪な推し方していたと思うし、過度に依存していたし、自分でも自分のこと嫌いになる勢いだった。あと一部なのは分かっているのだけれど、同担が苦手だった。笑

NEWSの3人のこと大好きであるが故に、好きなものを自分で壊したくなくて、そんな推し方しかできなかった自分を変えられないなら好きだと言いたくないと思った。ちゃんと自分の足で立って、その上でNEWSを、小山くんを好きだと言いたかった。変わりたかった。

…と、色々考えすぎた結果「本当に私がうちわをもって大丈夫なのか、NEWSの皆様にご迷惑をおかけしないか、小山さんのファンの皆様に不快な思いをさせないか」という点に頭を抱え始めるのですが(めんどくさい)、横アリでうちわを持った時、なんだかくすぐったくて嬉しくて、長年のオタク人生で感じたことのないほわほわした感情になった。

その数日後、大阪公演に参戦した小山担の友人と「この小山慶一郎がヤバい」LINEで盛り上がったのが本当に楽しかった。名古屋公演、別の小山担の友人と小山さんにやられて腰抜かしたのもすごく楽しかった。

以前は同担を避けるように生きていたから、同じ人を好きな人たちとはしゃいだり思い出を共有したりするの、こんなに楽しかったっけ、なんて幸せなんだろう、なんて考えていたら幸せすぎて涙が止まらなくなった。誰かを好きになるのって楽しいね。

小山くん、ありがとう。

 

番外編~コロナ禍のコンサート参戦~

Smile upシールドを不便に感じた結果、自前でフェイスシールドを購入した。まさか人生で推しフェイスシールドを見つけることになると思わなかった。

信じられないくらい視界がクリア。もはやつけてる方が見やすい気がする。(?)

これを曇り止めシートで拭いて装着すればコンサート中もノーストレス。曇り止めシートは防振のレンズを拭くのにも使った。防振で見たいのに、マスクからの蒸気で曇って見逃すとかいう悲劇が起きたので。笑

どうやら他の市販のフェイスシールドでも配布されるものよりは見やすいようなので、各々推しフェイスシールドを見つけてみてもいいかもしれない。次のコンサートでは使わない世界になってるのが一番だけどね。

あとは可愛いマスクを付けたかったので、コンサート中は不織布マスクが隠れるような布マスクを上から重ねて付けてた。メンバーカラー身に着けるとテンション上がるよね。

さいごに

とりとめもなく書いてしまったけれど、まとめるとSTORYはとにかく最高によかったし、NEWSの3人は最高にかっこよかった。この先NEWSが見せてくれる景色が楽しみで仕方ない。

コロナ禍だったのもあって、まだ叶えていない夢がある。それは、物販で「小山くんのうちわください」と言うこと。

次のコンサートでは、思う存分キャーキャー言いたいな!コロナくたばれ!

 

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peing.net

 

*1:NEWS LIVE TOUR 2020 STORY パンフレット P.42(増田さんインタビュー)、46(加藤さんインタビュー)

*2:NEWS LIVE TOUR 2020 STORY パンフレット P.42(増田さんインタビュー)

*3:加藤シゲアキ「やめられない」書くこと生活の一部に - ジャニーズ : 日刊スポーツ

*4:2021年6月2日放送 KちゃんNEWS